心地よい文章は「人」と「年齢」で違うので正解がない

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んでいるあなたは、心地よい文章について考えているでしょう。

 

そして、どうすれば心地よい文章になるか日々試行錯誤していると思います。

 

しかし、残念なことに答えが無いという現実に至ったので、それについて書いてみることにしました。

 

他人の作品で感じる違和感

 

プロ作家であればそれぞれ自分なりの「正解」の文章があり、それに乗っ取って書いていると推測できます。

 

なぜなら、もしその作者が「この文章は読んでいて非常に心地が悪い」と思ったらリライトしているはずで、その作者にとってそれなりに心地がいい文章になっていると考えられます。

 

しかし、それを私が読むと必ずしも心地が良いと思えないのです。

 

このことから、心地がいい文章というのは、個人差が大きくあることが分かります。

 

ちなみに自分が良く感じる違和感は以下のような物です。

 

・まどっろこしくて何を言っているのかわかりにくい

・あまりにテンションが低くて、読んでいてつまらない

・描写が詳細すぎて本筋の話が進まなくてイライラする

・描写があまりにあっさりしすぎていて、その場面で感じるべき深い印象を味わえない

 

あなたも同じ事を思ったことがあると思います。

 

本当に個人差が大きい物だと感じます。

 

 

自分の過去の作品で感じる違和感

 

さらに自分の過去の作品を見たときも違和感を感じます。

 

特に昔に遡るほど違和感が大きく、

 

・テンションが高すぎる

・描写が足りない

 

というように感じます。

 

では、今の自分の文体の方がレベルが高いかと言ったら、そう言い切ることも出来ません。

 

今の自分の文体を子供の時の自分に見せたら、「もっと早く進んで欲しい」「もっとテンション高くして欲しい」と言ったでしょう。

 

つまり、年齢によっても文体の好みは変わります

 

結論

 

結論は、

 

今の自分が一番好きな文章・文体で書け!

 

です。

 

正解がないのだから、自分の好きを信じろ!!

 

以上、唯乃なないでした。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。