小説家の収入の詳細:原稿料・印税・その他

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小説家志望の方は、小説家の収入について気になっているのでは無いでしょうか。

だいたい想像できるとおり、作品の売り上げは人それぞれ違うので、収入は大きくばらつきます。

なので、小説家になればいくら稼げるとか事前には分かりません。

ちなみに、主な収入源は原稿料・印税・その他があります。

目次

1,原稿料

原稿用紙一枚当たり千円から数万円と大きくばらつきます。

この原稿料が貰えるのは雑誌などに連載を持っている作者だけですので、人気の無い作家はこれを狙うのはちょっと難しいかも知れません。

また、WEB系からデビューした作家も雑誌連載をすることはあまりないので、縁が無さそうです。

また、人気がないほど単価が安くなりますので、ますます厳しい。

結局の所、どの収入源もその作家の人気度により金額が大きく変わります。

雑誌などに掲載してその作品が出版された場合、この原稿料と印税がダブルで貰えることになりますので、普通の書き下ろしよりもおいしい仕事になります。

 

2,印税

作家のメインの収入源です。

一冊当たりの印税は作者と出版社で取り決めた印税率で計算されます。

例えば印税率が10%とすると、千円の本の場合、印税は一冊当たり百円となります。

この本が一万冊出版されたとすると、百円×一万冊で百万円の印税収入となります。

印税率は一般的に10%と言われていますが、新人作家やWEBからの拾い上げだともっと低いこともあるようで、7%だとか5%もあるようです。(メンタリストのDAIGOさんは16%だとか。売上が見込めるから出版社から相当優遇されているようですね)

また、通常、出版社が印刷した冊数に対して印税が払われますが、小さい出版社では「実売部数」に対しての印税の場合もあるようです。

 

3,その他

例えば作品が映画やアニメ化すると、その使用料が入ってきます。(ただし、その使用料は微々たる物で、それよりも元の作品が売れることによる印税収入の方がずっと大きいようです)

また、講演やインタビューでの収入もあります。

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