小説執筆のモチベーション

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

小説を書くのはそこそこ大変なので、書く人にはそれなりの動機があると思います。

それをまとめてみました。

目次

作家デビューが目的

作家デビューすることが主な目的で小説を書いているケースです。

とてもわかりやすい。

しかし、デビューするぞというだけでは小説は書けないので、その他にもいろいろな理由が関わっているはずです。

名誉

作家になることでただの人ではなく何者かになるという自己実現欲求です。

こういう方はかなり多いんじゃないでしょうか。

金銭

創作で食べていけるようになりたいという理由です。

 

感情

現在の感情の表現

作者が現在感じている感情を心の内に貯めておくのがつらくて、それを表現するために物語を書いているというケースです。

貯めておけないほどの感情なので、大抵はネガティブな感情であることが多いでしょう。

「楽しくて仕方が無いからこの感情を小説で発散しよう」なんて人は滅多に居ないでしょう。

現在の感情の補完

現在の感情の逆の物語を書くケースです。

例えば、気分が落ち込むから逆に楽しい話を書くとか、今のネガティブな感情を打ち消すためにポジティブな物語を書きます。

ちなみに、自分はわりとこれが多いです。

書くことがネガティブな感情をケアすることにつながるので、心理的な負担が少なくて割と続けやすいというメリットがあります。

 

雰囲気

作者が自分が好きな雰囲気を作品の中で表現したくて小説を書くケースです。

人によって好きな雰囲気(作風)はかなり違います。

自分の好みにがっちりはまった雰囲気を見つけたときはそれを表現したくなって、見よう見まねで似たような作ろうとします。

逆に自分の好みは分かっていてもそれに合う作品が無い場合、自分でそれを作りたくなって作ることもあります。

 

 

既存作品への対抗心

他人の作品を見て「これなら自分の方が面白い物が書ける!」と思って小説を書くケースです。

他人より自分の方がうまく出来ると思えばモチベーションが沸く物です。

やってみたら案外うまく行かなくてへこむかも知れませんが、それでも執筆の動機になったのだから結果オーライです。

 

既存作品への不満

他人の作品を見て「おもしろいなー」と感心はしている物の「ここだけちょっと気に入らない」という不満が爆発して小説を書くケースです。

すでに自分の好みにはまる作品は見つけているのに、その中にどうしても自分で許せないものがあり、その部分だけを手直しした作品を書きたくなるのです。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。